【コロナウィルス】コロナに対するカナダ側の対応
中国 、武漢市で始まったとされている新型コロナウイルス(COVID-19)の感染は、わずか2カ月の間に、国境を超え、世界に広がっていきました。
ここカナダでも現在(2020/3/30)感染者数は6255人死者63人を超え、世界的にもコロナウィルスの感染者数は日々増加していっています。
そこで私の留学先でもあるカナダではどのような対策がコロナウィルス蔓延防止のために取られているのか、また、なぜそのような対策が取られたのか、説明して行けたらなと思います。
カナダ政府による対策
ここで、カナダ政府はどのような対策を感染拡大防止のために取ったのかをご紹介します。
まず最初に行われたのは、
・学校や施設の無期限閉鎖
です。
カナダでは3月半ば頃から、本来であれば3月29日まで春休みという名目で二週間ほど お休みがありました。
しかし春休み中のコロナウィルス感染に伴い、政府は学校を一時閉鎖するという対策を取りました。
私が通っている高校では、オンライン授業というものがスタートします。
これは日本の学校で言う通信制の高校のようなもので、一時的ではありますが、先生からネットを通して授業を受けるといったものになってます。
時にはこのように(画像1)生徒や先生同士でビデオ通話をつなげて授業をすると言うものもあります。
第二に、5人以上での外出を控えましょうと言うことが感染拡大を防ぐうえで政府が 正式に公開した情報でした。
それに加え、不用意な外出は控えること。
食糧の買い出しや必需品の買い出しの際の外出は良いが、不用意に友人と会ったり、出かけたりと言うことは極力避けていただきたい、とのことでした。
なぜオンライン授業なのか
では、なぜカナダ政府はオンライン授業を強く推奨するのか、
カナダでは基本的に夏休みの終わり(6月下旬~9月頃)の9月頃に次の学年が始まります。
しかし感染率の拡大によっては、9月頃まで学校を閉鎖すると言う学校も少なくありません。
しかしそれでは5ヶ月ほど何もない生活が続いてしまいます。
それでは学力の低下どころか、卒業生は卒業できなくなってしいます。
私の住んでいるところの学校では、「春休み前に維持していた成績を最終成績にする」と言う決断が下されました。
なので卒業生も、卒業生ではない人たちも、単位を落とすことはありません。
卒業生は次の学年大学生になるため、新しい授業内容などが控えていますが、
高校一年生や、二年生は、次の学年もまだこの学校に残るので、
わからないところや、抜けてしまっているところが出てきてしまいます。
そこでそのようなことが起きないよう、オンライン授業と言うものが設けられました。
自宅謹慎中の生活
オンライン授業というものはあるものの、春休み中は学校もなく、外出も控えるようにと言われているので、ほとんどが家での生活になります。
外出が許可されているのはせいぜい散歩程度、モールや、カフェなどはどこも感染拡大防止のため閉まっているので、家での生活になってしまいます。
自宅謹慎中の私のルーティンは、
朝:教育委員会からのメールチェック
:朝食
昼:趣味でイラストを描く
:映画鑑賞
:テレビゲーム
:読書
など、ほとんどの時間は自分の趣味に時間を使っています。
それでも時間は余るので、どうしても暇な時間ができてしまいます。
そこで、この時間を有効活用しようとブログを始めたり、趣味を一から勉強し直したりと、様々なことをするようになりました😅
夜は散歩に出かけて、少しでも外の空気を吸いに行きます。
感染拡大を防ぐには
もちろん手洗いうがいを日々行うのは感染拡大防止につながります。
しかし手洗いうがいだけでは外出時に蔓延する菌はなかなか洗い流せません。
なので日本ではマスクをつけることを推奨されています。
しかし、こちらカナダではマスクはあまりメジャーなものではないため、ドラッグストアなどにはなかなか置いてません。
なので、マスクをお探しの方はネットでの購入をお勧めします。
こちらのような医療用マスクは、コロナウィルスにも効果があるとされています。
なのでマスクをお探しの際は、このような医療用マスクや、高機能マスクをお買い求めになることを強くお勧めします。
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まとめ
カナダ国内でも、コロナウィルスの拡大は広がりつつあります。
カナダ政府は、
・施設、学校を無期限閉鎖
・不必要な外出を控える
・学校の授業に変わるオンライン授業の実施
など、様々な策をとっています。
これによってコロナウィルスの拡大がおさまり、平穏な日々の生活が戻ってくることを強く祈っています。